昨日の記事の続きです。
グループに分けられてバスに乗り込んで被災地まで連れて行ってもらいます。
途中、高梁川沿いを通りましたが、まだまだ水が濁っている上、増水もしている川。
洪水警報がなかなか解除されないのに納得しました。
一般車両はまだまだ通行止めになっている道を通り、目的の町へ。
どのお宅を手伝うのかはもう決まっていて、
私たちは言われるままにそのお宅へ。
壁も天井も水を吸って石膏ボードが膨らみ、一部天井は落ちてきていました。
すでにかなりの家財を外に運ばれていたのですが、
まだまだ中にもものがたくさんです。
最初に頼まれたのがそれらを運び出す作業。
水を吸った布団の重いこと重いこと。。。
大人4人で端々をつまんでようやく持ち上がるぐらい。
畳も相当重たいですが、布団はカタチが変形するので、持ち上げにくく、重さでひしゃげてしまう感じでした。
あと、家電(洗濯機とか、照明とか)を運び出し、残っていた家具を分解して運び出し。。。
床や仕分けした取っておくものを綺麗にしてさしあげたかったのですがなんせ断水。
固まりかけた泥をすくって土嚢に入れらぐらいしかすべがなかったのが心残りでした。
活動中は市の担当の方が
「休んでください」
「水分を取ってください」
など、気遣ってくださってました。
そして所定の時間になったら切り上げ。
泥だらけのまま、またバスに乗って総社市役所まで帰りました。
帰ってからの消毒も徹底していました。
水害の怖いところは
菌の繁殖。。。
作業中に履いていたブーツは消毒してもらい、
靴底も綺麗にしてから建物内に入らせてもらいました。
ボランティアに行っての思ったことですが、
長袖長ズボンはマスト。
自分に必要なものは自分で用意。
泥をかぶったり、粉塵を吸うので帽子、マスクも必須。
当然素手でものを触らない。
ゴム手袋と軍手の重ねばきが良かったです。
帰ったらすぐに泥だらけの服の処理(私は上下、リサイクルに出す寸前のものを着て行って処分することにしました)
シャワーを浴びて爪の中の泥とかあれば確実に落とす。
うがいもしっかり。
そして盲点になりがちなのが目。
目からも雑菌が入ります。
メガネやゴーグルをしていなかったので
帰ってから抗菌目薬しておきました。
家が浸水しなくても、道路が冠水した地域はヘドロが上がって、その後のお天気で乾燥して粉塵になっているので、吸い込まないよう注意が必要です。
岡山市も倉敷市も総社市もかなり広域で冠水しているので、しばらくはどこへ行くにも注意が必要そうです。
帰って着たときの状態。私はまだ、帰ってきてシャワー浴びたりできるので贅沢です。
お手伝いに行った家のご主人はお風呂のない避難所で寝泊まりされてました。本当に心が痛いです。
これから長いサポートが必要です。
どうぞ、募金など、正しい筋のところへご協力ください。
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