こんにちは。
長らく投稿が止まってました💦
久しぶりの投稿は家の中で出来るコロナ対策について。
この2月から2ヶ月ほど
色々なことを考える時期でした。
マスクの不足やアルコール除菌剤の不足、
医療従事者の大変さや
飲食店をはじめとするたくさんの業者の方のご苦労などなど。
まだしばらく続くと思われるこの状況で
家の中で考えなくてはならないことを
発信できればと思います。
今日は家の中の空気の圧力について。
というと小難しくなりそうなので、
《隔離しなくてはならない家族が出た場合の気をつけるべきこと》のひとつとして読んでいただけるとうれしいです。
まず、そんな事態になった場合、
隔離する場所を確保して、
基本そこから出ないように暮らしていただかなくてはなりません。
この間取りだと。。
個室になってるここにいてもらうことになりそうです。
ドアは閉めましょう。
↓
でも、家の中のドアって、実は隙間だらけです。
足元からはスーッと空気が移動します。
そこで考えなくてはならないのは
患者さんの部屋の空気を負圧(陰圧)にする、ということ。
たとえば膨らませた風船の中は空気がパンパンに入っていて
風船の口を少しでも開けると一気に空気が外に出ますよね。
隔離部屋はそんな状態にしてはいけない、ということです。
なおかつ、人がいるところは換気をきちんとしていきたい。
なので基本は。。。
二方向以上窓を開ける!です。
これは、隔離した部屋だけではなく、ほかの換気扇がついている部屋も同じようにしてください。
なぜなら
キッチンの換気扇をつけた途端に、隔離部屋からも空気が引っ張られてしまいます!!
これではせっかく隔離してもリスクが上がってしまいます。
リビングの窓も開ければ
LDKだけで空気の循環が生まれるのでリスクが下がります。
隔離部屋のドアの下にクッションを置いたりテープを貼ったりするのも効果的です。
もっと進んで隔離された人の水回りへの導線(トイレに行くとか)をかんがえると。。。
このようにゾーン分けも必要になってきます。
可能なら家具を動かしたり大変ですが、天井からレジャーシートとか使ってないシャワーカーテンなどあれば出来るかなー。
でも、だいぶ大変ですね。。
なんにせよ、レッドゾーンの窓からは出来るだけ空気を取り込むのではなく、排出する方向に風の動きを作りたいです。
サーキュレーターや扇風機などもうまく使っていれる空気、出す空気をコントロールして下さいね。
そして出来るだけ小さなダメージでこの状況を乗り越えましょう。
女性建築士ブログランキングに参加しています。
記事を気に入っていただけたら
写真をポチっとしていただけるとうれしいです
にほんブログ村